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2004年最高の感動作に偽りなし!「いま、会いにゆきます」 市川 拓司(作) 高田靖彦(画)

オススメ度:★★★★★★★★☆(8.5)

初めて読んだ時・・・涙した。
最後の最後に衝撃の結末が待っている。
その結末を知った後で、もう一度読んで・・・もう一度涙した。
この作品は1回目と2回目では受ける印象が全く違うマンガになるのだ。
だからこそ、最低2回読んでほしい。
純愛と、家族愛。その二つを一気に堪能できる作品というのは中々ない。
(通勤マンガーZさんはこの作品を奥さんにプレゼントしたらしいですー
 素敵なプレゼントですね!!)

【あらすじ】
「必ず戻ってくるから」
そんな言葉を残し、2年前に愛妻・澪はあの世へといってしまう。
悲しみに暮れながらもひたむきに生きる秋穂巧と、その子佑司。
そんなある日、澪が残した言葉通り・・・
突然死んだハズの澪が、二人の前に姿を現した。
けれども澪は一切の記憶を無くしていたのだった。

再び親子生活を始める3人。
しかしその幸せはいつまでも続くものでは無かった。
何故澪は戻ってきたのか・・・そこに秘められた真実とは。

【10月30日よりロードショー。】
原作小説「いま、会いにゆきます」は現在55万部の大ヒット。
そして10月30日からは映画が公開されているこの作品。
まだこの原作の小説・映画ともに見ていませんが、
どちらも共に見ようかなと思っています。
自分の考えでは「マンガが原作を超える事は無い」と思ってるんですよ。
なのでこのコミック版もかなり秀作で感動しましたが、
やはり原作の細かい描写には勝てない。(と思われる)
だからこそ、ものすごく原作を読みたくなりました。

そして映画。これは原作もコミックも読まないで行った方がいいのかな、とも
思ってしまいます。あの衝撃の結末は、
やはり初めて知った時が一番衝撃大きいですからね。
原作で知る人、コミックで知る人、映画で知る人。
個人的には映画→原作→コミックの順に見たかった作品ですね。
このままだとコミック→映画→原作になっちゃいそうですが(汗)

さて以下は完全なネタバレです。
もしこれからこの作品を読もう・見ようと思ってる人は絶対に見ないでくださいね。
この結末を知ってしまうと、衝撃が半減どころかなくなっちゃいますからね。
続きを読む >>
| コミック感想 | 18:30 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑page top
「僕等がいた(1〜6)」 小畑 友紀 

オススメ度:★★★★★★★★(8.0)

一目惚れした作品。
上にある5巻の表紙を本屋で初めて見た時に、思わず手にとって眺めてしまった。
なんて心を掴む表紙なんだろう。
『学校の、廊下でキスをしているワンシーン。』
それをここまで幻想的に描くなんて。

ストーリー的には基本的には普通の恋愛マンガ。
過去に元彼女に裏切られ、交通事故で亡くしてしまっているなど、
ちょっと重いテーマもあるが、このマンガの基本は「幸せな恋愛」。
それだけだと長く続かないので所々波乱はあるが、基本形は幸せなのだ。
作中で、「幸せって何?」という問いかけに対し、こう答えている。

「寒い日のココアみたいなもの」
「肉まんとか焼きイモとか寒い時でもあっためるもの。心をポッとさせるモノ!」


分かるって思った。じーんって、心が温かくなったとき。
体の新から、温かくなったとき。
そんな時に、幸せを感じるものなんだなぁって感じた。大好きなシーンです。

4巻以降ちょっと話の展開が変わってきて、七美と矢野の立場が逆転してくる。
ここは微妙に賛否両論あって、
女の子の立場から見ると七美の想いはよくわかるんだろうなぁと思う。
昔の彼女・・・しかもそれがすでに死んでしまっていて、
今も好きな気持ちが残ってるんだとしたら・・・
そりゃそれを黙って認めるわけにゃいかんでしょう。
男から見ると黙って認めてほしいもんなんですが・・・(苦笑)

「過去に負けない今って・・・どんなの?」
「・・・こういうの。『オレがいて』『おまえがいる』って現実」


二人が仲直りするシーンですが(かなりヤキモキさせられた後)
やっぱ過去より現実、そして二人で作っていく未来。
それが大事なんだなーって思う。

それにしてもこのマンガは色々ヤキモキさせられるんですが、
みんなこういうジレンマっていうか矛盾を抱えながら恋愛していくんだろうか・・・
正直七美には若干むかついてしまったのですが。
好きなら好き、と。嫌いなら嫌いでいいじゃないか、と。
まあそんな風に割り切れたらみんな苦労しませんよね。だから恋愛ってムズカシイ。
恋愛はキレイ事ばかりじゃない。
そういう意味では七美ちゃんの気持ちはリアリティがあるのかも。

「あたしの矢野のものにしてください」

このセリフがやばいぐらい好き。一度でいいから言われてみたいもんです。
この人が描く笑顔はホントに素敵。
矢野くんの笑顔は女の子ならイチコロでしょう。
(けどそんな笑顔で姉妹丼・・・いや、もうね、素で羨ましいですよ。)

そして一目惚れした表紙。ホントに素敵です。実際に手に取ってみるとわかります。
素敵な絵と、切ない物語。胸が詰まる言葉たち。
純粋な恋愛マンガを楽しみたい人にオススメです。
(ただ7巻以降は何かドロドロしてきそうな予感!四角・・・!?)

【作品データ】
<タイトル>◆僕等がいた
< 作者 >◆小畑 友紀
< 巻数 >◆1〜6巻(2004/10時点)
< 連載 >◆Betsucomi
< 出版社 >◆小学館
< 出版日 >◆2002年11月
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| コミック感想 | 01:27 | comments(0) | trackbacks(1) | ↑page top
「ラブロマ(3)」 とよ田みのる

オススメ度:★★★★★★★★☆(8.5) ※この巻のみ

これぞ純愛!
というキャッチコピーで岩佐真悠子が紹介してますがまさにその通り。
こんなにもスッキリできる恋愛マンガってなかなか無い。
っていうかそもそも恋愛マンガ・・・?いやいや恋愛ですよね。

このマンガは非常に好きなので1話1話レビューしていきますね。

※以下ネタバレあり

TRACK#12「夢みるホシノ」
星野くんの夢にちょっとウケたw
ってか星野くんなら実現する気がするよ。
勉強会とかいいよなぁ。昔やった気がする。あれもある意味学生しか出来ない。
大人になったら一人で勉強しなくちゃだからね。人それぞれ違うからね。

TRACK#13「今日から二年生」
恋の定義について語る星野くんとネギちゃん。初々しすぎてたまりません。
初めての恋とはこうもほんわかしてるのか?
いやしてなかったな・・・(遠い目)

ってか軽音部だったの知らなかった・・・

TRACK#14「NEST STEP」
「そーいうことするとこの時間がなくなりそうで」(ネギ)
そういった根岸さんの言葉はあながち間違ってない。
それは大人になってからより一層わかる。けど得るものだってすごく大きい。

「でも思い出は残るんじゃないでしょうか」(ホシノ)
いい事言う!大人になって変わっても、思い出は残る。
一生忘れない思い出もある。だからこそ、今を一生懸命生きる。
・・・後悔しないように。このシーン好き。次のシーンも・・・w

「たいしたことないですね」(ホシノ)
今回の残酷セリフNo1!!こりゃショックだよねぇw
ホシノくんは別の意味で言っても、これは下手したらフラれる原因になりうるよ。

TRACK#15「アナザーラブロマ」
個人的に好きなキャラ、塚原とヨーコちゃんのラブロマ。
ひねくれ者同士の恋愛って、見ててちょっと面白い。
お互いが照れ屋な場合が多いんだけど、最後に少しだけホントの気持ちを見せ合う。

二人はこれから展開が異様に遅いか早いかのどっちかだろうな。
早いっぽいが。

TRACK#16「ホシノくんちにおじゃまします」
ああーこのお母さんキャラ好きー
それに対する零ちゃんの冷酷な仕打ちがまたたまらない。

個人的にあまりにもウケてしまったのが
行く度にケーキ20個食べさせられ・・・「塚原デブの礎になった」
と最後に「素敵な家族を作ってね」の後に根岸さんツッコミ5連発。
ホントこの子はツッコミ上手で好きだなぁ。いなかったら成りたたん。

TRACK#17「みんなで島へ行こう」
「星野くんと一晩中一緒にいるんだよ」
普段夜は一緒にいないのに、一緒にいる・・・考えるとドキドキだよなぁ。
学生の時ほどこのドキドキは強い。
ずーっと一緒にいられる旅行ってやっぱり大切だなぁと思ったり。

TRACK#18「みんなで島にきたよ」
リゾートパラダイス!のはずが過酷なリゾートバイトに・・・
ちょっと可哀相だけど、限られた時間だからこその幸せもあるよね!(?)

「根岸さんがずっと横にいてくれて、俺すごく幸せでした」(ホシノ)
またもやいい事言うホシノくん。その後ネギちゃんが抱きつくのも分かりますね。
こういう事さらっと言える体質になりたい(体質の問題か?)

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とにかくこの「ラブロマ」は、
ホシノくんとネギちゃんのほのぼの恋愛が展開していくんだけど
ストレートな恋愛はこうも楽しいのか、と思ったり。

ホシノとネギの関係は・・・そう・・・何というか。
Miyatic Balance」さんで言ってる通り「夫婦漫才」!!
そう、その言葉がむっちゃ当てはまりますね。
漫才を見てるような気分になるけど、ラブなんです(?)
※今回「Miyatic Balance」さんにトラバしました〜

ホントに好きな気持ちがあるなら正直に生きた方がいいのかなって
考えさせられる作品。
とにかく読んでて楽しくなれる、恋愛したくなる。
わいわいがやがや、学生の時のあのノリをもう一度体験したい人は是非。
可愛いキャラ達に癒されますよ。

【作品データ】
<タイトル>◆ラブロマ
< 作者 >◆とよ田 みのる
< 巻数 >◆1〜3巻(2004/10時点)
< 連載 >◆月刊アフターヌーン
< 出版社 >◆講談社
< 出版日 >◆2003年09月
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「ラブロマ」のレビュー(マンガ苑より)

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| コミック感想 | 21:53 | comments(2) | trackbacks(2) | ↑page top
「サトラレ(7)」 佐藤 マコト

オススメ度:★★★★★★★★(8.0) ※7巻のみの点数

この7巻で「サトラレ」は大きく動いた。

口に出さずとも、自分の考えが周囲に「悟られ」てしまう特異体質。
それが通称サトラレ。
この作品では実に色々なサトラレが登場するのだが、
その主人公格の一人である西山幸夫が今回7巻のメイン。

※以下、ネタバレ含みます。

7巻のラスト、第48話「偽りの結末」で遂に西山にサトラレだと言う事がバレる。
しかも・・・最愛の娘によって。

登場キャラクターの中でも一番純で、面白いキャラなのが西山。
そして家族・・・小松と光を誰よりも愛している。
その姿は6巻までで十二分に読んできたし、
だからこそ読者も一番愛着の沸いているキャラだろう。
そんな西山に遂にバレてしまったのは、皮肉にも小松を助けた事によってだ。
彼は最愛の人を救う代わりに大きな代償を支払った事になる・・・
いや、それがホントに代償なのか。幸せを掴む為の第一歩なのかもしれない。
ここを作者がどう描ききるのか。
山田が勿論大きく関わってくるのだろうが・・・
西山は手術を受けるのか?
それともサトラレである事を耐えて研究を続けていくのか。
マンガ的には後者が盛り上がるけど、さてそこをどう収めるのだろうか。

犬のすゐみん」さんの所で、
「サトラレを全員集めれば問題解決する方法考えるんじゃ?」
というコメントがありましたが・・・確かにその通りかもしれませんね(笑)
彼らは天才ですから。サトラレ同士が協力したら・・・何でもできそうです。
※今回トラバさせてもらいました〜

数えあげればキリが無いほどこのマンガには矛盾が沢山あるが、
それを補っての発想の奇抜さと面白さがある。
特にこの7巻の最後の怒涛の展開は必須。
ここからがサトラレのクライマックス。一番面白いところだろう。

「この日、一つの壮大な嘘が幕を引いた。」
このセリフと共に7巻は終了する。西山の苦悩する後姿を残して。

【作品データ】
<タイトル>◆サトラレ
< 作者 >◆佐藤 マコト
< 巻数 >◆1〜7巻(2004/09時点)
< 連載 >◆イブニング
< 出版社 >◆講談社
< 出版日 >◆2002年07月
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「サトラレ」のレビュー(マンガ苑より)
http://homepage2.nifty.com/taka_ringo/comic/work/sa/satorare.html
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| コミック感想 | 16:24 | comments(4) | trackbacks(0) | ↑page top
「彼女が死んじゃった。」 おかざき 真里(画) 一色 伸幸(作)

オススメ度:★★★★★★☆(6.5)

タイトルを見て思わず手に取ってしまった人も多いのではないだろうか
それぐらいインパクトのあるタイトル。
これはもう、上手いなぁと言わざるを得ない。

マンガというのはある程度タイトルで中身を想像したりする。
その中でこれはある意味想像通り、
(そりゃタイトルになってるんだから彼女か誰かが死ぬよね)
ある意味・・・裏切られたというか。もっと切ない話なのかと思った。
いや、切なくない事はないんだけど。

ラブホテルの待合室で出会った二人。
ゆかりは、安西ハジメを、「自分自身」だと感じた。
安西ハジメは、ゆかりと過ごした夜に初めて薬なしでぐっすり眠れた。
そんな「安心できる存在」彼女が自殺しなければ、二人がまた再び出会う事は、
・・・無かったのかもしれない。
数字で登録された携帯のメモリー。「私を見つけてみて」
ここに独特のセンスを感じた。

1巻はとにかくエロい。最初のゆかりと安西の絡みはやはりエロい。(実用可?)
エロいからこそ、その後の突然の死はやはり衝撃的だし、
何故死んだのか、その疑問が大きく残る。
第1話が、マイナスからスタート。
そしてゆかりが死んだ時、第0話が始まる。
そんな描き方したマンガって他には無くて。そこがまず印象的だった。
物語が始まろうとしている。
そんな流れを一瞬で読者に印象を与えるのは見事だな、と思った。
しかしながら探偵パート編?みたいな部分が消化しきれてないというか、
読んでて行ったり来たりでグイグイのめり込む魅力を感じられなかった。
1巻の展開が良かっただけに、
2巻はちょっとグダグダになってしまってる感がある。

けっこう所々で登場している、「マメ知識」は
今の雑学・うんちくブームにはもってこい?じゃないかな。
なかなか細部まで思わず読んでしまった。

さてこのマンガ、実は未完なんです。2巻で終了ではなく、
実は幻の第3巻があるんですが、現在の所発行の予定ナシ。
そもそも誌面にも載ってないので読む手立てはないんですが・・・
どうやら「大人の事情」らしいです。どんな事情だ。
マンガならではの、どういう結末が待ってるのか見てみたかった。
何とか、掲載誌を変えてでも掲載してもらいたいもの。
(実際そういうマンガけっこうありますよね)
詳しくはこちらをご参照→http://www.cafemari.com/01/03-okazaki.html
ここでも連載再開の声が・・・(トラバさせてもらいました)
http://plaza.rakuten.co.jp/lazily/diary/2004-06-20/

TVドラマ化もされ、小説でも刊行されているので
結末を知りたい方はそちらをドウゾ。
マンガだけだと中途半端かも。ってか、中途半端です。
小説は→Amazon / bk1

【作品データ】
<タイトル>◆彼女が死んじゃった。
< 作者 >◆おかざき 真里(画) 一色 伸幸(作)
< 巻数 >◆1〜2巻
< 連載 >◆ビジネスジャンプ
< 出版社 >◆集英社
< 出版日 >◆2000年10月
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「ぼくは、おんなのこ」 志村 貴子

オススメ度:★★★★★★☆(6.5)

志村貴子というマンガ家の、深い底を垣間見たような気がする。
この独特とも言える、他のマンガではあまりありえない空気を作り出す。
その原点が、ここにある。
というか最初からこれだけレベル的に高い作品を描いていた事にびっくりする。

表題作「ぼくは、おんなのこ」は1999年の天変地異により、
世界中のすべての人たちの性別が全く逆になってしまうという話。
その設定にびっくりもしたし、
1話だけでなくもっと色々な人たちの葛藤を描いてほしかった。
突然性別が変わってしまったショック。恐怖。・・・嬉しさ。
マンガとしてはよくある設定だが、世界中の人すべてが、
という設定はスケールが大きくてお見事。
人はそれぞれ自分と違う性になりたいという願望が誰にでもあると思う。
こんな世の中になってもいいかな、と思う自分がいる。だってなってみたくない?
面白いのは天変地異の前に、例えば性転換手術で男から女になった人は
また男に戻ってるトコロ。
「こんな事なら待っておけば良かった」。・・・ごもっとも。何気に深い言葉かも。

その他収録作品の紹介。
教育実習生が年下の生徒とのいざこざを幼馴染に語り合う話、「楽園に行こう」
ある日事故にあい、自分の弟の娘として生まれ変わる話、「少年の娘」
父が死んだーーー。その時3人兄弟はどう思ったのか?「アケミのテーマ」
田舎へ帰る電車の中、隣の子を痴漢しようとしたら・・・オカマだった!「花」
家庭教師でも失恋したら教えられないよ・・・「sweet16」

以上6編の不思議な世界を味わえる短編集。女性の作者だからこそ描ける世界。
一つ一つの完成度が高いわけではないが、つい読んでしまう作品がここにある。
敷居の住人」や「放浪息子」等で志村貴子を知った人は読む事を是非オススメする。
まさに彼女の「原点」なのだ、コレは。

【作品データ】
<タイトル>◆ほくは、おんなのこ
< 作者 >◆志村 貴子
< 巻数 >◆全1巻
< 連載 >◆コミックビームなど
< 出版社 >◆エンターブレイン
< 出版日 >◆2004年01月
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| コミック感想 | 16:40 | comments(0) | trackbacks(3) | ↑page top
ガールフレンド(1)

オススメ度:★★★★★★★☆(7.5)

圧倒的に出てくる女の子が可愛い。それだけでも見る価値アリ。
今までの恋愛マンガとはちょっと違った路線でいっている作品。
テーマは友達以上、恋人未満の「ガールフレンド」という存在。
一つ一つの特殊な状況を、セックスや性的行為と絡めて話を進めていく。
そこに存在する感情は一体何なのか?恋愛感情・・・それとも?

この手の恋愛オムニバス系のマンガは過去に数多くあった。
しかしながら青年誌でこういったオムニバス恋愛マンガというのは実は珍しい。
必ずしもハッピーエンドにならない展開、けれどもバッドエンドでも無い。
読後感は妙に引っかかる所が出てきてしまう。
一つ一つの話の続きが読みたい。
いや、その引っかかりがこのマンガの魅力なのかもしれない。
「ガールフレンド」という存在を認識する事が出来るような気がするからだ。

好きな話は、兄貴の彼女が好きで、兄貴に内緒でやってしまう話。
こういう背徳感バリバリの話は好き。ありきたりと言えばありきたりなんだけどね。
とにかく女の子が可愛いのだ。恋愛オムニバスマンガは、それが一番でしょ!!

高校生の頃にこんな恋愛をしてみたかった。妄想に浸りたい人、是非どうぞ。

【作品データ】
<タイトル>◆ガールフレンド
< 作者 >◆別天 荒人(画) 外薗 昌也(作)
< 巻数 >◆1巻〜(2004/09時点)
< 連載 >◆ヤングジャンプ
< 出版社 >◆集英社
< 出版日 >◆2004年06月

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